保護者会はこれで安心!服装・心構え・NG行動を総まとめ

一歩先ゆく音楽教育(役立つ豆知識)
一歩先ゆく音楽教育(役立つ豆知識)
本サイトはアフィリエイトプログラム等による収益を得ています
PR

保護者会は、学校と保護者が直接コミュニケーションを取れる貴重な機会です。

しかし、「行く意味があるの?」と疑問に思ったり、「どんな心構えで参加すればいいの?」と悩んだりする方もいるでしょう。本記事では、保護者会に参加する際のポイントを分かりやすく解説します。

 

 

PR

保護者会とは?

保護者会は、学校側が保護者に対して重要な情報を共有する場です。

特に中学・高校になると、保護者が学校に行く機会が減り、子どもからも学校の様子を聞けなくなることが増えます。そうした中で、保護者会は学校の方針や子どもたちの進路情報を知る大切な機会となります。

 

 

PR

保護者会に参加する際の注意点

服装やメイクは普段通りでOK

「どんな服装で行けばいいの?」と迷う方もいるかもしれません。
結論から言うと、無理に背伸びをせず、普段通りの服装で参加すれば問題ありません。

学校の先生は日頃から生徒をよく観察するプロです。そのため、保護者の様子も自然と目に入りますが、それによって評価が変わることはありません。他の保護者の服装と違っていても気にする必要はありません。

ただし、一点だけ気をつけたいのが香水です
保護者会が行われる教室は、その後に授業や部活動で使用されることもあるため、強い香りが残ると迷惑になる場合があります。普段使っている方も、学校では控えるのが無難です。

 

持ち物・身だしなみを見るだけで生徒・家庭環境を教員は推測することがあります。「生徒の家庭生活・性格が分かる3つの持ち物とは?」「生徒の家庭生活・性格が分かる3つの身だしなみとは?」の動画でお話しています。
【すぐに分かる】生徒の家庭生活・性格が分かる3つの持ち物とは?
音楽教員歴10年の原口直です。音楽の教員は場合によってはその学校の全ての生徒を見ます。生徒を見る時に注目してしまうのが持ち物です。その生徒のキャラクター・生活が垣間見えるのが持ち物。どのようなところに注目して見ているのか、話します。文房具は...
【すぐに分かる】生徒の家庭生活・性格が分かる3つの身だしなみとは?
音楽教員歴10年の原口直です。音楽の授業は授業数がとても少ないので、短い時間で生徒と仲良くなりたい、生徒のことを知りたいと思うものです。短い時間で生徒のことを知るために、前回の動画では「これを見れば生徒のことがわかる持ち物3つ」をお話しまし...

 

保護者会は「聞く場」と割り切る

3者面談とは異なり、保護者会は基本的に教員からの情報共有がメインです。保護者は受け身の姿勢で参加し、必要な情報をしっかり聞くことが大切です。

特に進路に関する説明会では、配布資料やスライドを用いて詳しく説明されます。その際、すべての情報を鵜呑みにするのではなく、「わが子に関係のある情報か?」と取捨選択しながら聞くと、より効率的に情報を得られます。

 

三者面談の際に気を付けたいことについては「【三者面談前の保護者向け】保護者必見!三者面談で教員が本当に見ている3つのポイント」で解説しています。
【三者面談前の保護者向け】保護者必見!三者面談で教員が本当に見ている3つのポイント
三者面談前の保護者必見!この記事では、教員が本当に注目している3つのポイントを分かりやすく解説。準備や服装の心構え、面談後のフォローまで詳しくお伝えします。

 

NG行動を避ける

保護者会で気をつけたいのが、以下のNG行動です。

 

私語や雑談をしない

教員は生徒に対して「静かに」と指導できますが、保護者に対しては直接注意しづらいものです。他の保護者の迷惑にならないよう、私語は控えましょう。

後から質問をしない

保護者会で説明されたことを聞き逃し、後日個別に電話で質問するのは避けたい行動です。

「ちゃんと聞いていなかったのでは?」と思われるだけでなく、学校側の業務負担を増やす原因にもなります。

保護者会後に教員を捕まえない

「ちょっとだけ」と思っても、保護者会後に個別の相談をするのは避けましょう。
教員は進路指導や重要な書類の配布など、ほかの保護者との対応を控えている場合があります。どうしても個別相談が必要な場合は、別途アポイントを取るのが望ましいです。

 

 

PR

まとめ

保護者会は、学校と保護者が大切な情報を共有する場です。服装は普段通りで問題なく、基本的には「聞く姿勢」で臨むことが大切です。また、私語を慎み、後での個別質問を控えることで、スムーズな進行に協力しましょう。

学校訪問の機会が少ないからこそ、保護者会を有意義に活用し、お子さんの学校生活をより深く理解するきっかけにしてみてください。

 

この記事の内容を、YouTube動画「保護者会で失敗しない3つのポイント|服装・心構え・NG行動を解説」で、さらにわかりやすく解説しています。
ぜひご覧ください。

ネットや本の情報・専門家への問い合わせでは解決しないことありませんか?
公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

▶研修のご依頼・ご相談はこちらの問い合わせページから受け付けています。
▶その他のご相談・ご質問はこちらの問い合わせページから受け付けています。

この記事を書いた人
原口直

東京学芸大学 学校図書館運営専門委員会 著作権アドバイザー/元・東京学芸大こども未来研究所 教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校で、教育実習生の指導、進路指導、「生活と社会に関わる音楽」分野の授業実践に取り組む。
会社員時代の経験を活かし、知的財産権教育に関する研究・発表も多数行う。

2020年春より、教室の外へとフィールドを広げ、YouTube・ウェブサイト・講演活動を通して、教員や教育実習生に向けた著作権教育コンテンツを発信中。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

原口直をフォローする
PR

コメント