【続・合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル2)試験 part1:プロローグ
【続・合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル2)試験 part2:トレーニング
【続・合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル2)試験 part3:トレーニング所感(当記事)
【続・合格への道】音楽教員が挑むGoogle認定教育者(レベル2)試験 part4:試験当日と試験結果
Google認定教育者のトレーニングにつきまとう英語の壁
認定教育者レベル1でも打ちのめされた英語の壁。英語が苦手という弱点が、今回も影響しました。
確かに英語がわからなくてもできなくはないのですが、わかった方が理解は早くて面倒くさくないです。
例えば、ユニット内の各先生の実践は英語で語られます。英語がわかれば話される言葉を数秒で聞くだけですが、聞き取れないとテキストのページを開き、数十ヵ国の中から日本語を選んで読みます。
幸い、私は聞くより読む方が早く理解できるので、始めから英語を再生せず迷いなくテキストを開きました。しかし、読むのがおっくうな人は英語がわかる方がいいですね。
それから、日本語サイトだとアクセスできなかったり、YouTubeが英語字幕のみだったり、アプリの説明や仕様が英語だったりします。
YouTubeは自動翻訳機能で日本語にもなりますが、文章の切り方が変だったり、変な日本語だったりはどうしてもあります。
変化し続けるGoogleサービス
初めて目にする耳にするGoogleツールがたくさんありました。きっとこれからも増えていくのは間違いありません。
Google認定教育者試験結果の認定は3年間の期限がありますが、常にアンテナを張って興味を絶やさないでおかないと、3年後には全く違うものになるかもしれませんね。
1年先すら読めない時代。それを痛いほどわかった2019~21年です。1人1台端末があるかないか、休校になる危険性があるかないか、持ち帰りが許されるかどうか…存在するツールは変わらなくても、ツールの持つ意味と影響力、使い道は全く変わります。
上級トレーニングの進め方・勉強した時間は?
始めに述べた通り、スタートラインや使用する範囲や難易度・頻度が人によって異なりますので、あくまで参考程度になさってください。
Googleの設定時間 959分
実際にかかった時間 395分(+復習190分)
大事なのでくりかえしますが、
詰め込み・丸暗記の昭和末期型学習では認定試験で打ちのめされます。本質を理解すること、授業や教室でどう使うかをイメージできることが重要です。
我流ではありますが、認定試験のためのトレーニング方法は
・わからないことは突き詰める反面、おおまかにわかったら先に進む。
・Googleツールを自分が駆使する。Google先生、翻訳、YouTube…すぐ頼る。
・レベル1の復習も忘れずに
GIGAスクール構想と「従来の『新しい取り組み』」との違い
本当だったら始まっていたのかもしれない、教育変革後の世界。もう始まっている地域や学校もあれば、手元にすらない子どもがいるのが2021年5月の現状です。
これまでも文科省で何か『新しい取り組み』を始める時は、先行する学校が全国に数校あり、研究や実践を重ねて全国の学校が後に続いていきました。道徳教育・キャリア教育、あるいは次の学習指導要領もそうかもしれません。
GIGAがこれまでの『新しい取り組み』と明確に違うのは、
取り組まないと「大きすぎる溝が空き、追いつくことができない」
ということです。
GIGAに積極的に取り組んだ学校・取り組まなかった学校に現れる差
これまでは『新しい取り組み』をしなくても、したことに文面上だけなっても、気づきもしなかったかもしれません。子どもの知識に偏りが出たとしても、明確な知識及び技能の差が現れたり、困ったりすることがなかったのかもしれません。
「うちの学校はこれやったよ」「うちの学校は、やらなかったな」なんて昔話がされればいい方で、気づかないですむことの方が多かったでしょう。
しかし、GIGAは違います。
・情報にアクセスできる量や方法
・プレゼンテーションツールを使える力
・タイピングができる力
・データをウェブでやり取りするという概念
・何を人間だけができて何を機械に任せられるかという基準…
これらが子どものうちに付くか付かないかで、子どもの力は大きく変わってしまいます。子どもの頃に開けられた大きな溝は、大人になったら追いつくというレベルのものではありません。むしろ、未来はもっともっと先に行きます。
これまで許されていたかもしれない「時間がないから先送りにする」「忙しいから省く」は絶対に許されないのです。
これらの知識及び技能の差…もう大人の中にも大きな溝はあるのです。気づいている人は動いてます。Google認定教育者に限らず、このGIGAをきっかけに何ができるかを知ってください。溝が開く恐ろしさを体感してください。
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