ICT教育の未来:教員が知っておくべき重要ポイント

【5分で理解する】教員のためのICT教育解説(内容と動向について) 一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
一歩先ゆく音楽教育(スキルアップ編)
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音楽教員歴10年の原口直です。

ICT教育とは、Information and Communication Technologyの略です。今は携帯電話を学校に持ち込むかという議論がされていますが、こういったICT教育は学校では必須になっています。

 

 

その中身や動向について話をします。

 

 

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姉妹サイト「原口直の学校著作権ナビ」の紹介!

「分かりにくい」「とっつきにくい」と思われがちな著作権。
学校と著作権をつなぐ「翻訳家」として、原口直が現場目線を大切にしながら学校での著作権を分かりやすく解説しています。
「学校・子どもに関わる著作権だけ知りたい」「法律の文章はちょっとわかりにくい」「著作権は気になるけど、何を聞いていいのか?どう考えていいのか分からない」という学校関係者の方におすすめです!

原口直の学校著作権ナビ

ICT教育の使用機器・教材

ICT教育に欠かせない機材は、プロジェクター・電子黒板・インターネット・タブレットといったものです。まずは機器に関して一つひとつ知っておく必要があります。

詳しくなる必要はありませんし苦手な人もいるかもしれませんが、やがてやってくるGIGAスクール構想に備えて、おおよそのことを知っておく必要があります。
どのような機能があるか?操作方法があるか?を基礎的な部分だけでいいので知っておきましょう。

それを積極的に使ってみるのをおすすめします。どうしても授業中は失敗できないとか、先端的なことをやろうと考えてしまいがちですが、まずは一歩ずつ自分ができる範囲のことから少しずつ進めていくのがいいと思います。

 

 

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デジタル教科書とは?

議論が進められていましたが、一斉休校の対応に伴ってデジタル教科書が前倒しで広まっていきました。デジタル教科書の利点はいくつかあります。

 

■拡大

■音声・動画再生

■参考資料(紙の教科書では参考資料をいちいちDVDを再生したり、動画を他から持ってこなければいけないということがありましたが、これがデジタル教科書では一つの場所でできるのは便利です。)

■書き込み(楽譜などを写した時に、手書きで書き込み、保存できたりします。歌詞の解釈や和声を伝えるのに、とても便利です。)

■作図(音符や休符を書いたり、強弱記号を書いたりがやりやすいです。)

 

 

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ICT教育と著作権

機器やデジタル教科書の周囲には著作権という法律があります。それを知って使って欲しいと思います。
私がこれまでに上げてきた動画でも、「学校における著作権入門(教員のためのシーン別著作権)」「【音楽の新学習指導要領】音楽科で教える知的財産権の指導方法の実践例」がありますが、著作権はとても大事な項目です。

 

 

著作権の基本は「作品はつくった人のもの。学校は例外」というポイントです

学校が例外なので、先生が学校内では法律を破っている状態と言えます
生徒はそれを見ていますので、「あ、コピーしていいんだ」「マネしていいんだ」と捉えてしまわれがちですが、学校は例外であることを先生たちは自覚なしにおこなっていることがあります。その点はとても注意が必要です。

 

GIGAスクール時代の学校での著作権(オンライン授業で出来ることと出来ないこと)」では、基本的な著作権の解説に加えて、著作権の視点からオンライン授業において注意すべきことを解説しました。

 

 

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まとめ:教員のためのICT教育解説(内容と動向について)

ソフトもハードも色々な新しいものが出てきていますし、より使いやすくなっています。生活の中に溶け込んでいるICT。これを学校でぜひ生かしてみてください。

 

 

例えば、YouTubeもただの娯楽ではなく、学校で使える方法がたくさんあります。授業だけではなく、学校の運営・学級運営にも使えます。ぜひICT機器、デジタル教科書などにアレルギーを持たず、まず自分でやってみることをおすすめします。

 

記事の内容は動画と同じです。
動画「【5分で理解する】教員のためのICT教育解説(内容と動向について)」も是非ご覧ください。

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公立・国立の学校現場を知っている経験を生かして、机上の理論と学校現場の皆さんとをつなぎます。現実的に学校での対応が可能な施策を一緒に考えましょう。

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この記事を書いた人
原口直

元東京学芸大こども未来研究所教育支援フェロー

東京学芸大学教育学部卒業後、大手芸能プロダクショングループ勤務を経て音楽科教諭に。
東京都内の公立中学校および東京学芸大学附属世田谷中学校において、教育実習生の指導・進路指導・新しい学習内容「生活と社会に関わる音楽の授業実践」を重ねる。
会社員時代の経験を活かした知的財産権教育の研究・発表実績多数。

2020年春より教室からYouTube動画・ウェブサイト・講演にフィールドを移し、教員や教育実習生が学ぶためのコンテンツを発信している。

音楽文化事業に関する有識者委員会委員(JASRAC)/共通目的事業委員会専門委員(SARTRAS)

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