皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
小学生のなりたい職業ランキングに「教員」は入ります。
しかし、実際に就職するという年齢になってみると教員という選択肢があるかというと…なかなか難しいかもしれません。2019年の全国平均では4.2倍、小学校教員にいたっては2.8倍となっています。しかし今こそ教員をぜひ目指してほしいと考えています。
この動画は教員でない方には進路選択、また教員の方には進路指導やこれからの教員について考える一助となると思います。
この動画のほかには企業から教員になった私が感じた「カルチャーショック!民間企業の会社員から学校教員へ転職して驚いた3つのこと」について話した動画がありますので、教員という仕事に興味がある人は是非ご覧ください。
教員の採用数は増加傾向にある
小学校の採用数でいうと2000年前後、全国では3,600人から5,000人の採用数だったところ、昨今では17,000人の採用数があります。
なぜそんなに増えたのかというと産休や育休を取る先生が多いということ、若い女性の先生が多い。また、育休をとる男性の先生もこれから増えてくるということ。それから精神疾患などの病休が多いということがあります。年間5,000人はうつ病などで休職をしていると言われています。
このように、子供は減っていると言われていますけれども教員の採用数が増えた。これは1つの教員を目指す理由になるのではないかなと思います。
GIGAスクール構想で教職のデジタル化が加速!
学校はアナログな場所…いつまでも紙がたくさんあったり、黒板・板書だったり、コミュニケーションは直接取ることがほとんど。教員同士も教員と親…これも直接。例えば、電話とか直に話すとか、そういったことが重んじられてきた場所です。
けれども、GIGAスクールによってこの環境が変わろうとしています。1人1台端末を持ったり、ネットワークが充実することでこういった紙やアナログなコミュニケーションからの脱却ができると思います。
これまでなかなか変わらなかったアナログの世界が変わる…変わらなければならない現状になってきているのです。ですので、学校のなかなか進まないデジタル化にやきもきしていた人には、今こそ教員が選択肢の一つとなるのではないかなと思います。
これまで新しいものを取り入れたりデジタル化をするというときには、自治体の教育委員会や管理職の先生の裁量というのが大きなウエイトを占めていました。しかし、今ではこういった取り組みが開示されたり比較されたり、保護者や子どもの関心の目が向いているということがあります。遅れていると指摘されたりすることもあります。
ですので、どの自治体も管理職も「遅れてはならない」と進めようとしているのです。また逆に良い例というのも、デジタルで共有されています。たくさんの新しい実例が色々なところで発表されたり、実践されたりしていますので、こういったデジタルを使った「いい共有」もこれからどんどん進んでいきます。
このデジタルの活用しやすい、活用しなければならない学校現場になれば、皆さんも働きやすくなるのではないかなと思います。
教員という職種の安定性は魅力的
やっぱり「安定」。企業は業績がもちろん一番です。業績が下がってしまえば採用数が減ったり、退職者を募ったり、給与やボーナスが下がったりするということがあります。教員はなかなかそういうことはありません。やっぱり安定です。
それからもう一つは、やっぱり「やりがい」です。学校がデジタルになろうがオンラインになろうが、やはり目的は同じ。変わらずに「子ども未来を創る・育てる」ということです。やり方や使う道具は変わっても、やはりそこは変わりません。子どものため未来のために働ける。
また、子どもの良さはどんな時代でも変わりませんので、子どもの良さを直に知れる仕事というやりがい…これは変わらないことです。
まとめ:【今こそ教員を目指そう!】魅力は採用数・安定性・GIGAスクール構想
報道や色々な数値などで、教員の人気は言われますけれども、ぜひ変わり続ける学校現場。そして、変わらないやりがい安定。こういったものを検討して就職をするときに、1つ「教員」という選択肢も考えてみてください。
記事の内容は動画と同じです。
動画「【今こそ教員を目指そう!】魅力は採用数・安定性・GIGAスクール構想」も是非ご覧ください。
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