皆さん、こんにちは。一歩先ゆく音楽教育、原口直です。
現在は学校での教育研究の経験と、未来につながる新しい学びについて情報発信しています。
このYouTubeチャンネルでは学び続ける先生と学生さんのために、学校で役立つ情報と提案を発信しています。
今日は Google 認定教育者について詳しくお話をします。
Google認定教育者とは文字通り、Googleのツールを教育にうまく使いこなせるかということを Google がトレーニングをし、試験をして、認定するという方法です。
最近このホームページが新しくかっこよくなりました。Google for educationへの関心の高まりやGoogle側の力の入れようが見受けられます。
今回は、関心の高いトピック「レベル・難易度、試験問題、対策」についてホームページを見ながらお話ししたいと思います。
詳細については他に『音楽教員が挑むGoogle認定教育者試験【合格する方法、試験の内容、受験の動機】』という動画。また同じ内容のブログもありますので合わせてご覧下さい。
Google認定教育者試験のレベル・難易度
Googleが設けているレベル難易度は4段階あります。
・Google認定教育者レベル2
・Google認定トレーナー
・認定イノベーター
です。
Google認定教育者試験レベル1の難易度
こちらの文章はホームページ上にあるGoogle認定教育者レベル1の説明文です。
教室でGoogleのツールを使用する方法の基礎を学んできた教育者向けの認定テクノロジーの実装に関する標準的なスキル
とあります。
そして、こちらはサイトの Q&Aのコーナーにあるレベル1の説明です。
教育者が教育や学習の質を向上させる為に教育現場でG suite for educationを適切に利用できることを示します。
とあります。
私の所感は、
Googleを普段からいくつか使用している。またOfficeでも構いませんので、パソコンのツールを普段から使っている人は、Google用に少し勉強をすれば、できる・受かるレベルではないか
と感じます。
Google認定教育者試験レベル2の難易度
続いてGoogle認定教育者試験レベル2の難易度です。
教室でGoogleのツールを使いこなす熟練のユーザーやツールを好んで使用している教育者向けの認定。高度なテクノロジー統合スキル
とあります。
こちらはQ&Aから、
教育者がGoogle for educationの各種ツールやその他のテクノロジーをうまく取り入れて、教育現場に変革をもたらすことができることを示します。
とあります。
私の所感では、
普段使うだけではなく、使いこなすとか、さらにどのように使えるかということを発展的に考えられる。それぐらいのレベルの方が受けられるのではないか
と思います。
Google認定トレーナーの難易度
さらに上の認定トレーナーは、
トレーニングなどのサービスを直接的に提供することで、教育者や学校がより良い形でGoogleのツールを取り入れられるよう支援
とあります。
私の所感では、
学校現場で使う分にはレベル2までで十分です。トレーナーはICTサポーターやアドバイザーの考え方・見え方かなという感じ
がしました。
Q&Aへの回答でも
情熱と志を持った教育のプロでありテクノロジーで教室に変革をもたらそうとするほかの教員をサポートします
とあります。
自分が使いこなすだけではなく、他の先生からの質問や提案に答える力があるICT環境やツールに関してとても熱心であったり、技術や知識がある。また技術分野の先生に合っていると思います。
Google認定イノベーターの難易度
1番レベルの高い認定イノベーターまで来ると、レベル1・2、そして認定トレーナーの資格を持ち、またさらに上を目指す方という印象があります。
内容にも
Googleや世界中で教育に変革をもたらしている人々のグループに参加しましょう
とあるように研究や勉強熱心な先生が参加する、またそこには熱意の他に技術力や経験力も必要だというふうに思います。
認定教育者レベル1のレッスンの途中に、この認定イノベーターやトレーナーとつながる機会があります。つまりそういった意識・意欲をある人を束ねたり、質問に対して答えたり提案したり。そういったトップの人達がこのイノベーターになれると思います。
学校現場で使う分には認定教育者レベル1を取得すれば十分だと私は思います。
Google認定教育者試験の試験問題とは?
規定により試験問題の内容を公開することはできません。なのでヒントをお話したいと思います。
各レッスンの最後にある「レッスンチェック」というのがあります。だいたい4択の選択問題になっていますので、それを必ず答えてわからないところは復習する。また各ユニットの最後には「ユニットレビュー」というこれも選択制の問題がありますのでこちらもきちんと解き、わからないことをそのままにしないというのが大事です。
何よりGoogleのツールを実際に自分の手で使ってみるというのが一番です。
Google認定教育者試験のおすすめ勉強法
Googleを実際に使うことが大切!
普段使っているツールについては勉強や復習の必要はないと思います。
私の場合ですとGmail・YouTube・Googleスプレッドシートなどは普段から使っていますので復習はしませんでした。
使ったことがない、慣れていないツールに関しては実際に触ってみるのが一番です。
実際に触ってみると、普段使っているツール…私の場合、OfficeのWordやExcel、Powerpointを普段使っていますので、その親和性がわかってきます。「Wordで言うこれだな」とか「Powerpointでいうあれだな」というふうにひもづけることができれば、学習は早いです。
普段何を使っているか使っていないかという詳細は、ブログまたはYouTubeチャンネルの方でお話をしていますので、私が使っていたレベルとそこからどれくらい勉強したかということは、ぜひそちらをご参照ください。
万人に当てはまる試験対策なんてない!
Google 認定教育者についての情報は検索してみると、なかなかこれというつかみどころのないものばかりだなと思います。私もブログやYouTubeの動画をあげましたけれども、完璧に説明するのはとても難しいと思います。
というのは、やはりオンラインツールやICTの知識については尺度が難しいからだと思います。普段どれぐらい使っているかというスタートラインが皆さん違うので、どれくらい勉強すればいいかとか、「簡単」とか「難しい」というレベルを一言で言いにくいのです。
興味をもった方はまずはサイトを開いてみてください。Google for educationのTeacher Centerにその内容はあります。全て無料でトレーニングを受けられますし、自分の必要なところだけでも構わないのです。
その内容を見てみて「楽勝だな」と思ったらすぐに試験を受けてもいいですし、「まったく手も足も出ない」と思ったら Googleのツールを一つひとつ使うところから始めてもいいかもしれません。
試験対策にあたり大切な1つのこと
私もそうですが昭和の学習方法で言うと、教科書を開き、要約をノートに書き、大事な所に赤ペンを引っ張って、そこを暗記するという方法しか馴染みがないかもしれません。
けれども、令和の学習方法は、まず使ってみる、触ってみる。難しくても、間違ってもいいので、まずそれをしてみるというのが大事かなと感じました。
ブログや動画でもお話しましたが、勉強いざ始めようとしてノートが欲しくなってしまうのは昭和世代の性です。レッスンの内容には「教室をペーパレスに」とあるのに…やはりノートが欲しくなってしまう…それも正直なところですが、まずは興味関心を持った、そこが第一歩です。
ぜひまずはサイトにアクセスして内容だけでも見てみてください。関心がさらに深まればぜひ勉強は進めてみてください。
まとめ:Google認定教育者試験とは?【レベル別難易度・試験問題・勉強法】
学校の情報担当の先生、また教育実習を控えた大学生、そして初任者の方。そういった方に向いていると思います。ぜひチャレンジしてみてください。
記事の内容は動画と同じです。
動画「Google認定教育者試験とは?【レベル別難易度・試験問題・勉強法】」も是非ご覧ください。
コメント