今日の言葉は【DX】
そのまま読むほか、デジタルトランスフォーメーションと読みます。
デジタルに変換されることを言います。
経済産業省の定義では、
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
とあります。
総務省の「我が国のICT の現状に関する調査研究」には、このような「現在」と「将来」を比較する図が提示されています。
では教育現場においてのDXでできることとは何でしょうか。5つ紹介します。
■個別最適化された学習
一律な学びの提供ではなく、その生徒に適した学びを個別に提供する。
それぞれの生徒が自分がつまずいているところを、復習したり何度も繰り返して演習したりできるということです。
■学習調査・診断
パソコンを利用して試験・採点・判定・合否通知など、この作業を行うためのシステム。
教員にとっては手間・時間がかかると共にとても重要な校務です。しかし人間でできることと、人間でなくてもできること、人間じゃないほうが正確なこともありそうです。
■良質なデジタル教材
教育現場の課題を解消するために、良質なデジタル教材の活用や開発。
教員はもちろんのこと、児童生徒の調べ学習など学校図書館や教科書だけでなく、デジタルで教材を広げることができます。
■いつでも学習できる環境
モバイル通信可能なタブレットの活用。
これによって、いつでもどこでもどの時点からでも学習ができます。
■事務作業自動化
定型的な事務作業を自動化し、業務負担を軽減します。
例えば印刷やノート並べ替え、面談日程を組んだりといった事務的な作業を効率化できます。
詳しい内容・具体的な内容:
GIGAスクール時代の教育DXに関する実用的な解説動画:
学校・学級だよりを紙からオンラインにする提案を文部科学省が2020年10月に出しました。私の学級だよりの作り方と併せて、オンライン化するならどうかという話をしています。
私、原口直の本『YouTubeで授業/学級経営やってみた!』から学級経営に使えるアイディアを4つを紹介しています。「YouTubeの学校現場での活用事例」について学校にインタビューした結果もお話しています。
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