音楽教員歴10年の原口直です。
オンライン授業実践の第3弾として、ブルタバ(モルダウ)を取り上げます。
著作権の都合上、URLを実際に貼ることができませんが、指導者の好みや授業目的に合った演奏を選んでください。
授業の導入
授業を始めます。よろしくお願いします。きちんといすに座り、今日使う道具をそろえてください。
道具は概要欄に書いてあります。
本日のOvertureです。
本日聴く曲は概要欄にURLが貼ってありますので、それをクリックして音楽を再生してください。
音楽を聴き終わったら、音楽を形づくっている要素①~⑧の中から2つの言葉を使って、音楽を批評する文章を書きましょう。どの2つを使うかは、自分で選んでもいいですし、概要欄に指定する2つを使っても構いません。
授業の展開
7つの項目
教科書の「ブルタバ(モルダウ)」を開いてください。7つの項目を書いてください。
進めていくうちに、「1つじゃない」「作詞者がいない」ということに気づきます。
「1つじゃない」とはどのような音楽でしょうか。
「作詞者がいない」となるとどのような音楽の編成でしょうか。
鑑賞
では、曲を鑑賞します。概要欄のURLから曲を聴いてください。
その際、教科書にある7つの標題A~Gの音楽の特徴を文章にしましょう。音楽を形づくっている要素の言葉から2つの言葉を使ってください。それぞれの言葉の意味はOvertureのページを見てください。
作曲者の思い
教科書を見て、作曲者の思いを知りましょう。
楽曲について解説を読んで、スメタナがどのような思いで作曲をしたかがわかる文章を探して教科書に線を引いてください。どうぞ。
社会を動かす音楽
スメタナがどのような思いでこの曲を作ったか、タイトルがどうして2つあるのかがわかったと思います。
そこで今日は「社会を動かす音楽」について学びます。
この《ブルタバ(モルダウ)》も同じように社会を動かす音楽ですが、これは昔に限ったことでも外国に限ったことでもありません。曲を紹介します。
Happy Christmas(War Is Over)
概要欄から曲を鑑賞してください。動画は戦争のシーンがあります。苦手な人は画面をミュートして音だけ聴いてください。
We Are The World
1985年アフリカ飢餓救済と2010年ハイチ地震支援の2回発表されています。
1985年はマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーがこのプロジェクトを立ち上げました。
2010年は皆さんもよく知っているカニエ・ウェスト、ジャスティン・ビーバーが参加しています。
花は咲く
2011年 東日本大震災支援のためにNHKが作った曲です。今でもNHKでたまに流れています。
他にも、海外では色々な曲が様々な理由で発表されています。いずれも社会を動かす音楽と言えます。
もちろん日本でもあります。例えば「24時間テレビ」では《サライ》が使われていますね。
このように社会を動かす音楽というのは、《ブルタバ(モルダウ)》に限ったものではありません。
この曲がどうして生まれてきたのか、どのような共通点があるのかまとめましょう。これが今日の課題です。
授業のまとめ:(オンライン授業 ブルタバ[モルダウ])
今日の授業は終わりです。
課題の提出は、配信から5日以内、コメント欄に書いてください。質問や相談はコメント欄ではなくメールで送ってください。
これで音楽の授業を終わります。ありがとうございました。
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